行政書士の難易度と合格率ってどれくらい?

行政書士試験の合格点から見る難易度

日常では使用しないような難解な法律を扱うため、十分な準備なしに合格できるほど難易度が低い試験ではありません。
過去の行政書士試験と比較すると、近年ではより法的な理解力や思考力を問うような内容も多く出題されており、単なる法律の丸暗記では合格が難しくなってきています。

行政書士試験の難易度、合格率 | 行政書士の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden

行政書士試験の合格点は300点満点の180点以上です。
そこでその配点を大きく分けると300点満点のうち、
• 記述式:60点
• 記述式以外(マークシート):240点
となります。

・この記述式以外で240点満点中180点GETできればこの時点で合格確定です。
・逆に240点満点中120点未満しかGETできないとこの時点で不合格確定です。
・残りの120点以上180点未満の得点だった方がいわゆる理論的に合格の可能性があるボーダーライン上と言えます。

【平成28年度(2016)行政書士試験の難易度に迫る!】解答速報&資格学校・講師陣の講評・総評・コメントまとめ – ひかる人財プロジェクト

ただ忘れてはいけない事実として、行政書士試験には記述式の問題が3問で計60点分あり、記述以外の平均点によって、記述の採点の厳しさが変わると言われています。つまりある程度は合格率を調整することも出来るということ。
こればっかりは受験する側としてはどうにもならないので、記述以外のところでどれだけ確実に点数を稼げるかということが大切になってくるでしょう。

行政書士試験の難易度ってどれくらい?

また、採点の比率ですが、法令科目は、行政法92点、民法76点、憲法28点、地方自治法20点、 会社法16点、基礎法学8点、商法4点、一般知識科目は56点となっています。

これらをくまなく勉強して頭に叩き込めれば申し分ないのですが、天才でない限り、とても無理な話。そこで、配点比率の高い、行政法、民法、一般知識にポイントを絞って、確実に回答できるようになれば、おのずと合格率もアップします。

合格するには60%正解すればOK!

合格率の低さには訳がある?!

こちらは行政書士試験の年度別の合格率です。

平成17年度 2.62%
平成18年度 4.79%
平成19年度 8.64%
平成20年度 6.47%
平成21年度 9.05%
平成22年度 6.60%
平成23年度 8.05%
平成24年度 9.19%
平成25年度 10.10%
平成26年度 8.27%
平成27年度 13.12%
行政書士の合格率は直近10年間で平均すると8%くらい、まれに10%を超えたり、逆に5%を下回ることがある程度です。
つまり、10人に1人も合格できない試験なのです。

行政書士の難易度は?行政書士へ転職・就職を希望するあなたへ

この数字だけ見ると、あまりの低さに「私には無理かも…」と諦めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、この合格率にはどうやら訳があるようです。

行政書士の試験は受験資格が必要なく、色々な方が受験してきます。
例えば、「本気で行政書士になりたいと思い必死で勉強してきた方」「ほとんど勉強していなくて
とりあえず受験しようという方」「お試しで受験する方」などです。
その中でも多いのが「ほとんど勉強していなくてとりあえず受験しようという方」です。

行政書士の難易度は?行政書士へ転職・就職を希望するあなたへ

学歴や実務経験を受験制限として設けている資格試験であれば、何らかその分野に精通している人、知識として取り込んだうえで受験する方が多い傾向にあるため、受験生の学力レベルも比較的高くなりますが、受験資格が完全フリーの資格試験の場合は業界知識も基礎学力も関係ナシのため、受験生の属性が雑多なものになってきます。

まぁ、簡単に言えば
ロクに勉強もせずマグレ合格狙いの記念受験生もかなりの割合で存在する
ということです。

行政書士試験の合格率が低くなってしまう3つの理由 | 行政書士の通信講座を始める前に読むブログ!!

行政書士の試験は確かに難易度の高いものですが、こういった事情もあっての合格率なので、きちんと計画を立て努力すれば合格できる試験と言えるでしょう。

こちらの行政書士の合格率の情報をまとめている記事にて詳しく紹介されていますので
ぜひ参考にしてみてください。

それでは試験合格に向けて頑張っていきましょう!